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2006年 04月 03日
10時間近くのバスでの移動は、さすがに結構こたえるものがある。 けれどもなぜか私は、いつの間にかそれを好むようになっていた。 夜の寝床は、ホテル、夜行バス、ホテル、夜行バス、の繰り返し。 いつしか私は、移動し続けることに安心に似たものを覚えるようになっていたのかもしれない。 それはきっと、移動の数だけ出会いや気付きがあり、動いた数だけ私の周りの何かも動くことを、なんとなく感じ始めていたからだろう。 また、旅初心者の私は、まだどこかに留まることをしてはいけないような気がしていた。 1つの町に2泊することがあっても、必ずホテルを変えた。 夜は夜行バスで新しい地へ向かい、昼はその地をくまなく歩いた。 必死に手探りで何かの答えを求めるかのように、私は移動し続けた。 新しい町につくと、私は必ずその町のてっぺんを探した。 見晴らしのいい場所で、夕日に染まるその町の全貌を見下ろして、「よし」と思う。 そして、今夜また夜行バスで別の地へ向かうのだ。
by mmamiki
| 2006-04-03 13:20
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