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2005年 11月 09日
言葉にできない予感が、感情となって行動を制す。 そして、行動しない理由を、当たり前の中から見つけ出そうとする。 例えばこの壁の中を覗けないのは、そこに何があるか無意識に察知してるからなのかもしれない。 見る事で絶望を避けられないかもしれないという予感が、恐怖という感情となって伝わる。 めんどくさいとか、時間がないとか、それは単に恐怖に対する後付の言い訳なのかもしれない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日差しがオレンジ色に変わったばかりの、晴れた日のこと。 いつもどおりの他愛無い会話の中で、自分が思わずスラスラとその質問をしている事に気づき、驚いた。 ずっと頭の中で反芻してばかりで、それを言葉にするには強い決心が必要なはずだった。 メールを途中まで書きかけてやめたこともあった。 それほど、私には大きなことだった。 聞きたかったけど、どうしてもそうするのを私の中の何かが抵抗した。 「それを聞いた所で、何が変わるってわけじゃなし、無意味だ。」 「相手が嫌な気持ちになるかもしれないから、そういうのは極力避けよう」 そう自分に言い聞かせていたら、いつの間にか日々は過ぎ去っていた。 だけどそのとき、何も考えずに、ふと思いついたようにそれを口にしていた。 あれだけ口にする事に抵抗があった事なのに、無意識にそれを言っていた。 その時初めて自分が、相手に気を使って言えなかったのではなく、返事が怖かったから聞けなかったのだという事に気づいた。 それと同時に、私はもう、それを恐れてないという事を知ったのだった。 そして後悔した。 今聞いたところで、私はもうどうしようもないという事に。 そのとき傷つく事を恐れちゃいけない。 後悔の方が、もっとヘビーだ。 だってそこから何も変えられないのだから。 時の流れは思った以上に、残酷なのだ。 感じたものがある方は、クリックお願いします! ランキングへ参加しています。
by mmamiki
| 2005-11-09 11:34
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